この記事で解決する悩み

「人生ではじめての名刺作り」をラクスルでやってみたので、その経験をまとめて紹介します。
今回僕はIllustrator(イラストレーター)で作ったデザインデータを使って名刺を作成しましたが、ラクスルに用意された名刺デザインテンプレートを利用すれば誰でも簡単に名刺が作れます。
簡単に作れて、料金も安く、納期も早いため、ラクスルでの名刺作りはおすすめです。
ではこれから「ラクスルで実際に作った名刺を紹介」→「作成手順の説明」の流れで解説します!

まずは完成した名刺を見て!
表(おもて)
裏(うら)
無料ケースも付いてきた
梱包状態の名刺

最高のサイト紹介用の名刺が出来上がりました!
100部の名刺印刷にかかった料金

この料金は送料込みです。1000円以下で100部作れるなんて最高ですよね。
今回は「両面カラーの光沢紙」を使ったので料金が少しだけ上乗せされています。
最安値で依頼したい場合は「両面カラーのマット紙」を利用すれば可能です(このあとの説明の「用紙設定」の箇所で詳しく説明しています)。

ここからはラクスルで名刺を作る操作手順をすべて解説します。
ラクスルで名刺を作る方法
名刺商品を購入するまでの手順
ラクスルの名刺作成依頼の流れは、「印刷設定、印刷部数、出荷日を決めて注文を購入」したあとに「印刷したい名刺のデザインデータを入稿」する流れです。
ということで、まずは「印刷設定、印刷部数、出荷日」を決めていきます。
ログインして名刺印刷をクリック

新規会員登録がまだの人は初めに行いましょう。
会員登録が済んだら、「名刺印刷」にマウスポインターを置き、開いた「名刺印刷料金表」のメニューから「通常サイズ名刺印刷」をクリックしてください。

まず「用紙設定」の設定方法を解説して、次に「料金設定」の設定方法を解説します。
用紙設定を決める

用紙サイズ
用紙サイズは「通常サイズ(91×55mm)」が一般的な名刺サイズです。
用紙の種類

用紙の種類は「光沢紙/マット紙/ケント紙/高級紙/片面強光沢紙/淡クリーム紙/LIMEX(ライメックス)」とあります。名刺によく使われている紙の種類は光沢紙、マット紙、ケント紙です。
今回は名刺にツヤツヤ感が欲しかったので「光沢紙」を選択しました。
用紙の厚さ
用紙の厚さは標準(220kg)が一般的な名刺の厚さです。
片面印刷と両面印刷
片面の名刺を作る場合は「片面印刷」を選びましょう。表裏のある名刺を作る場合は「両面印刷」を選びましょう。
モノクロ印刷にするかカラー印刷にするかもここで設定します。間違えないよう注意しましょう。
僕は表裏のある名刺が作りたかったので「両面印刷の両面カラー」を選びました。
角丸加工
「角丸加工」は「あり」にすると名刺の四隅が丸くカットされます。「あり」は追加料金が必要です。「なし」だと丸みのない長方形の名刺が作れます。
僕は「なし」を選択しました。
PP加工
「PP加工」とは紙の表面に特殊なフィルムを貼って印刷して異なる風合いを出す加工方法です。「あり」は追加料金が必要です。
他の名刺と差別化したい場合
僕は「なし」を選択しました。
印刷部数と料金を選択する

印刷部数を決定して出荷日を選ぶと必要な料金が分かる表になっています。
急いで名刺を作らないといけない人「受付日から1営業日後」を選択すると良いです。
値段を安く抑えたい人は出荷日を遅くすればするほど割安料金になるので覚えておいてください。
今回はとにかく安く作成したかったので、「100部」を「受付日から3営業日後」に出荷される設定を選びました。
ほぼ気にする必要はないですが、選んだ用紙によって「印刷方法」に制限がかかるものもあるので印刷方法に拘りがある人は注意です。
カートに入れる

あなたが料金表で選択した内容であることが確認出来たら「カートに入れる」をクリックしましょう。
データチェックお急ぎ便を利用するか選ぶ

とにかく早く名刺が欲しい人は506円支払ってデータチェックお急ぎ便を利用すると良いです。
安く名刺を作りたいならチェックせず進むと良いです。
僕は急いでいなかったので利用せず「購入で続きへ進む」をクリックしました。
お届け先と配送方法を決める

住所の指定と、配送方法を「メール便」か「宅急便」から選択しましょう。
今回は安く抑えたかったので「メール便」を選択しました。
支払い方法を決める

クレジットカード支払い/請求書払い/銀行振込/コンビ支払いの4つから好きな支払い方法を決めましょう。
最後に「ご請求合計金額」を確認して問題なければ「次へ進む」をクリックします。
これで「印刷設定、印刷部数、出荷日」が確定しました。
名刺データを入稿するまでの手順
「印刷設定、印刷部数、出荷日」が確定したので「名刺データの入稿作業」に進みます。
ラスクルのメールから入稿する
すべて完了するとラクスルからメールが届きます。(ラスクルの会員登録時に設定したメールアドレスに届きます)
このメールを下スクロールしていくと、デザイン入稿用のURLがあります。
↑上図のURLをクリックしてデータ入稿ページへアクセスして下さい。
データ入稿する

メールからアクセスしたこの画面で「データ入稿」をクリックします。
表面のデータをアップロードする

「PCから選択」してデータを選ぶ方法と、「オンラインデザインから選択」する方法の2種類が選べるので好きな方法を選びましょう。
今回は自分でデザインデータを作ったので「PCから選択」を選びました。

「オンラインデザインから選択」を選びたい場合は「簡単名刺デザイン」を作っておきましょう。正直、こっちで作ればめちゃくちゃ簡単に出来上がるのでこだわりが強すぎないのであれば「簡単名刺デザインを作ってオンラインデザインから選択」がラクですね。

上図のように「タテ型の名刺にするか」、「ヨコ型の名刺にするか」を選びます。
今回はヨコ型の名刺を作るので「ヨコ型」を選びました。

サイトがデータを読み込むまで待ちましょう。

データのアップロードが終わるとこんな感じで名刺デザインをサイトで確認することができます。
では次は裏面のデータもアップロードしてみましょう。
裏面のデータをアップロードする
上図のように「①裏面の表示に切り替えて」→「②裏面のデータをアップロード」しましょう。
データの選択方法は表面と同様で「PCから選択」か、「オンラインデザインから選択」を選べます。
今回は裏面データも自分で用意したので「PCから選択」を選びました。

裏面データを選択してアップロードするだけです。

これで、準備OKです。
表と裏のデータが正しく読み込まれたら「最終確認へ進む」をクリックしましょう。
仕上がりプレビューを確認する

名刺の上にマウスポインターをかざすと表裏が確認できます。
実際にマウスポインターをかざすと上図のように確認できます。
作ったデザインが本当にしっくりくるかどうかの確認ができるのでしっかりチェックしましょう。
デザインに問題なければ「次へ」をクリックします。
データの入稿を確定する

最終確認が問題なければ「入稿する」をクリックして下さい。
「入稿する」をクリックすると上図のような画面が表示されます。
入稿後にラクスルから上図のようなメールが届きます。
あとは名刺の到着を楽しみに待つだけです。

Illustratorで名刺データを作成する方法
アートボード設定(幅/高さ/裁ち落としの設定)
Illustratorで名刺デザインを作る場合のアートボード設定(幅/高さ/裁ち落としの設定)を説明しておきます。
幅は「91mm」、高さは「55mm」、裁ち落としは「天地左右3mm」で設定しましょう。
こんなアートボードができたらOKです。
自由にデザインして理想の名刺を作りましょう。
【重要】裁ち落とし領域までデザインすること
裁ち落とし領域の赤枠部分までデザインで埋めましょう。
デザインをラクスルに入稿したら、ラクスルの工場で「印刷→名刺サイズに裁断」の工程が行われますよね。この裁断時に裁ち落とし領域がカットされます。そして緑枠内が名刺になるわけです。緑枠と赤枠の間は裁断するカッターの厚みを考慮した余白です。
裁断時の誤差などで紙の周辺に白地が発生する可能性があるので裁ち落とし部分まで必ずでデザインしましょう。

Illustratorを無料契約しよう
AdobeのIllustrator(イラストレーター)はデザイン物を作るためのツールです。
このツールを自分で扱えるようになると自由にデザインできるようになります。僕もIllustratorは利用したことがなかったのですが、3カ月も触っていれば独学で今回の名刺デザインが作れるようになりました。
実は副業サラダの記事のアイキャッチ画像もすべて自分で作成しています。それらはPhotoshopで作成していますが、Photoshopも独学で身に付けました。
何でもやってみたらだいたいできるので挑戦することをおすすめします。
デザインできるようになると制作コストが激減するので心が安定しますよ。

デザインを外注しよう
それでも「理想の名刺が作りたいのに自分にはデザイン力がない・・・」と悩んでいる人はいっそのこと名刺デザインを外注してみると良いです。
例えばココナラでデザインが得な人に作成をお願いすればデザインが得意な人が綺麗に作ってくれます。
上手に他人を巻き込んでみましょう。
(シンプルなデザインの名刺はラクスルのかんたん名刺デザインを使って作成すればOK)
以上、「【ラクスルの名刺の作り方】イラレデータで簡単に作る方法を紹介!」でした。
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