働き方を考える

【男性育休の1年体験談】収入事情と夫婦での子育てメリットを大公開

男性の育児休業の1年体験談を紹介します!(収入事情、育休生活、職場対策が分かります)

この記事を読むメリット

●「男性の育休取得への不安」がなくなる
┗「夫婦で育休1年取得した経験談」が読める
┗「男性の育休取得メリット」が分かる
┗「育児休業給付金の計算方法」が分かる

この記事では「1年間の育児休業を経験した僕(やの しょうだい)が当時のリアルな収入事情や育児メリットを父親目線で包み隠さず紹介」します。

僕は2020年〜2021年にかけて 1年ほど育児休業(育休)を取得し子育てした経験を持ちます。妻も育休を取得し夫婦2人で子育てに注力しました。

すべて読むと男性の育休取得に関する悩みが解消されるようにまとめています。(人事の妻が記事監修しています

しょうだい
記事冒頭で僕がもらった育児休業給付金も大公開していますよ。

ちなみに経験談を先出しするとこんな感じ。

パパが1年の育休を経験して分かったこと

●不安だった収入減少は「全く問題なかった」
●夫婦2人で子育てし「夫婦仲をより強めた」
●育休未取得パパは「子供の成長が見れず損」

子育ては立派な仕事です。育休取得を検討中のパパさんを全力応援します。

この記事の説明の流れは以下の通りです。

この記事のざっくり流れ

1、年収420万でもらえた給付金額を公開!
2、Amazon会員になり最高な日々を送った話!
3、育休中に個人ブログ作って副業学習した話!
※最後に男性育休Q&A集を載せてます
→詳しくは目次をチェック!

しょうだい
男性育休Q&A集を最後にまとめました。ブックマークしてじっくり読んでみて下さいね。

【1、僕が受け取った育児休業給付金を公開】育児休業給付金決定通知書で確認

育児休業給付金決定通知書(育休を1年取得したパパに支給された1ヶ月あたりの給付金額)

上図は僕の育児休業給付金支給決定通知書です。これで育児休業給付金が当時の僕にいくら支給されていたかが分かります。

結論、
育休期間1ヶ月~6ヶ月で1ヶ月あたり21万8728円ほどの給付を受けていました。(賃金月額×67%)
育休期間7ヶ月~12ヶ月で1ヶ月あたり16万3230円ほどの給付を受けていました。(賃金月額×50%)
(※給付金額は7ヶ月目以降から減ります)

もらえる給付金は会社員月給(=賃金月額)から算出されます。上図の「僕の月収(赤枠)」を見てください。

僕の当時の会社員月収は32万6460円(税抜前)で、年収だと約420万円ほどもらっていました。

しょうだい
年収420万だと20万前後の給付金額がもらえるということですね。

ちなみに給付金は2ヶ月おきに2ヶ月分が支給されます。毎月支給されると勘違いして焦った経験があるので補足としてお伝えしておきます。

それから初回の給付タイミングは国への手続きに時間がかかることが原因で3ヶ月程度遅れることがあります。貯金残高に注意しましょう。

さらに補足ですが「支給済み日数が360日」なのは僕が1年間育休を取った事実を表しています。

しょうだい
1年間育児に専念した事実は誇らしいキャリアとなりました!

妻も育休を取得し育児休業給付金をもらいながら生活した

僕と同じく、妻も育休を取得し育児休業給付金をもらいながら一緒に生活しました。

2人合計の育児休業給付金は月40万円ほどでした。(7ヶ月以降はだいたい月32万円ほど)

7ヶ月以降の給付金は月収の50%まで下落します。1人分の給付金だけだと月16万円と心細く不安ですが、2人分の給付金があったので安心して子育てすることができました。

加えて、育休開始から外出頻度の少ない生活スタイルに切り替えることで以前より支出額を抑える工夫をしました。生活の必需品はAmazonプライムを利用し購入しました。これで無駄な外出回数が減り貯金残高が減りづらい生活を作りました。

しょうだい
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【2、育児休業給付金の計算方法を解説】給与明細表で簡単に計算可能!

育児休業給付金の計算方法を3ステップでまとめましたのでここで解説します。

ここまでの説明でなんとなく計算式を理解した人もいると思いますが改めて解説します。

step
1
給与明細表から賃金月額を計算する

育児休業給付金決定通知書(育休を1年取得したパパに支給された1ヶ月あたりの給付金額)

上図を見つつおさらいすると、育児休業給付金は「賃金月額」(税抜前のあなたの月給)を基準に決定されます。

つまり、「税抜前の月収」さえ分かれば解決なのであなたの給与明細表を確認しましょう。

育児休業給付金の賃金月額を給与明細書で確認しよう

上図はいつかの僕の給料明細表です。あなたも自分の給与明細表を用意し一緒に確認しましょう。

上図の赤枠部分が「税抜前の月給」ですね。

この『「税抜前の月給」を過去6ヶ月分の給与明細表で確認し、すべて足し算したあと6で割ったものが「賃金月額」』となります。

つまり、今のあなたの直近の給与明細表6枚を見れば賃金月額は簡単に分かるということです。

直近過去6ヶ月の給与明細表を捨てちゃった!という人もざっくり賃金月額の算出は可能です。育休開始直前6ヶ月の働きぶり(残業具合や欠勤具合)を思い返し、ざっくり脳内算出すればOKです。

毎月同じように働けていれば今見ている給与明細表に記載されている税抜前の月給がほぼ賃金月額となりますよ。

1ヶ月間だけかなり残業したなら今見ている税抜前の月給より多めの賃金月額が設定されます。

ちなみに家賃補助や交通費も加味されるのでお得なタイミングも存在します。上図の僕の給与明細表は通勤手当が得られる月だったようなので、賃金月額より多めに支給されていますよね。

しょうだい
これで賃金月額の計算方法が分かったね!

step
2
育休開始~6ヶ月目の支給額を計算する

STEP1で算出した賃金月額に67%を掛けるだけで「育休開始〜6ヶ月目にもらえる毎月の支給額」が算出できます。

育児休業給付金決定通知書(育休を1年取得したパパに支給された1ヶ月あたりの給付金額)

上図の緑枠で説明している通り、「賃金月額×67%=218728円」で計算完了です。これが僕が育休開始~6ヶ月目までに毎月受け取った育児休業給付金の金額です。

あなたもSTEP1で算出した賃金月額に67%を掛け算して支給額を確認してみましょう!

step
3
育休7ヶ月~12ヶ月目の支給額を計算する

STEP2と同じ要領で、今度は賃金月額に50%を掛けるだけで「育休7ヶ月〜12ヶ月目にもらえる毎月の支給額」が算出できます。

僕の育休7ヶ月〜12ヶ月目にもらっていた毎月の支給額は「賃金月額×50%=163230円」です。

しょうだい
パパとママ2人で一緒に計算してみて将来設計してみましょう!

1ヶ月〜6ヶ月の支給額は賃金月額に67%を掛けたもの金額が支給される。7ヶ月〜12ヶ月の支給額は賃金月額に50%を掛けたもの金額が支給される。(※掛け算する67%と50%の値は全国民共通)

【3、育休の申請ルールと申請書類を解説】2つの条件を満たすか確認しよう

ここまで育児休業給付金の計算方法を解説してきましたが、そもそも育休が利用できる資格を持っているかを確認する必要があります。また、育休を開始しても継続的に守らなければいけない給付条件があるのでこれについても解説しますね。

ということで、育休取得条件をクリアし育児休業給付金を継続的に受け取り続けるための「育児休業の利用条件」と「育児休業給付金の受給条件」を解説します。

step
1
育児休業の利用条件を確認する

育児休業の利用条件(=休業許可ルール)

1、勤続1年以上であること
2、子供が1歳6ヶ月に達する日までに労働契約の期間が満了することが明らかでないこと

まずは条件1と2をクリアする必要があります。どちらも自分で判断できる内容なので人事に確認するまでもないですが不安な方は確認しましょう。

step
2
育児休業給付金の給付条件を確認する

育児休業給付金の給付条件(=給付継続ルール)

3、雇用保険に加入している
4、育休前の2年間で賃金支払基礎日数が11日以上ある月が12ヶ月以上ある
5、育休期間中の各1ヶ月ごとに休業開始前の1ヶ月の賃金の8割以上が支払われていない
6、育休期間中に就業している日数が各1ヶ月に10日(10日を超える場合は就業時間が80時間)以下

条件5と6は育休を取りつつも会社に働きに出る場合の賃金ルールなので育休中に働くつもりがないなら気にする必要は全くないです。

しょうだい
条件を満たしているか心配な人は会社人事に問い合わせましょう。

育休開始するための申請書はこれ!

育休を開始するために必要な申請書類についてもご紹介しますね。

育児休業を開始するために会社に提出すべき書類一覧

●育児休業申請書(会社により名称が異なる)
●母子手帳のコピー(出産日が分かるページ)
●育児休業給付金を受け取る銀行口座の写し

会社によって社内手続きが異なる場合があるので、まずは会社の人事に問い合わせましょう。

基本的な流れとしては会社の人事に「育児休業を利用します」と申し出ると育児休業申請書(会社により名称が異なる)がもらえます。この書類を記入し提出します。最低でも育休予定日の1ヶ月前には申し出ましょう。

しょうだい
早い問い合わせがベターです。

僕は母子手帳のコピーや銀行口座の写しの提出を産後に行いましたが問題なく育休を取得することができました。

会社には臨機応変に対応してもらえた印象です。

上記書類を会社に提出してしまえば僕たちがやることは終了です。会社の手続き完了を待ちつつ並行して育児に励んでください。

しょうだい
会社の人事と上手に連絡を取り合い円滑に進めましょう!

4、給付金だけで過ごす育休生活は余裕だった(育休体験談)

育休前の僕は家賃10万円超えの賃貸に住んでいましたし、金銭的にキツい生活が待っているのだろうと予想していました。

しかし育休が始まると限りなく出費を削ることができ収入が少なくても余裕で生活できました。

会社員時代の浪費癖は仕事のストレスが原因だったのかもしれません。

あと、育休を始めてから外出機会が減ったことも影響大だったように思います。外出機会を減らし支出タイミングを減らすことで無駄遣いを極限まで抑えることができました。

日用品の購入はほぼAmazon購入で済ませてました。Amazonプライムの会員になり配送料無料サービスを何度も利用することで外出する必要のない環境を整えました。移動時間ゼロかつ配送料無料は育児生活に最高すぎますよ。

育児用品のオムツなどもAmazon購入すればファミリー割引が効きお得に購入可能です。さらにAmazon定期購入というサービスを使って今でも粉ミルクを月に1回自動購入/自動配送するよう設定しています。外出頻度はAmazon利用で抑えられると実体験から断言できますね。

そもそも新生児は抵抗力が弱いのでなるべく室内で管理する必要があります。そういう意味でも新生児の育児にネット利用はマストです。

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また新生児の育児は深夜に起こされ子供にミルクを飲ませる毎日が続くのでAmazonプライムビデオを利用して大人が深夜でも映画を楽しめる環境を作りました。日常のちょっとした贅沢ですね。

こんな風にAmazonのネットサービスを利用すると育児生活がお得に快適になります。子育てが始まったら深夜の育児対策として入会することをおすすめします。

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※深夜も映画を見ながら楽しく育児しよう!

しょうだい
育児が楽になる環境を整えよう!

5、育休中にブログを独学した話(育休体験談)

僕は育休中にワードプレス(WordPress)によるブログ運営を独学しました。

ブログ学習を始めたきっかけは「ブログ知識を身につけることで子供の未来をサポートできそうだ」と考えたからです。ブログ知識を身につけると自力で稼ぐ仕組みを作れるようになります。

まぁつまり、育児に熱中したが故の独学スタートです。あとは単純に「知らないことを知りたい欲求」が強いことも起因しているかもしれません。

とはいえ、例えば将来は花屋さんになりたいと子供が話してくれた時に「稼げないから辞めた方がいい」と親心から発言してしまうのは夢を壊しますよね。

ブログ知識があれば花屋さんの宣伝をブログで実現できます。海外に向けて魅力的な花を販売することだって可能。大きなターゲットを狙えます。

ブログによる集客ノウハウが蓄積することで花屋さん以外の夢の実現のサポートも可能になりますよね。アクセサリー販売でも野菜販売でもドンと来いです。

当サイトの副業サラダは生き方に柔軟性を持たせるために副業方法を紹介しています。その中でもオススメなのがブログ副業です。ローリスクでハイリターンが見込める副業で、夢がありますし育児をしつつ世界と繋がる手段にもなります。

おすすめ記事を以下に載せるので子供の将来を広げたい人は必読です。

育児しつつも隙間時間でブログ学習するのはハードですがうまく軌道に乗ればコスパが高いです。

コストも月額1000円程度なので育休中の趣味にもおすすめです。育児ブログを作って子供の成長を記録するのも素敵ですよ!

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ブログ開設動画を見てみる

※WordPressブログが作れる"魔法の記事"へ移動します

6、育休中に時間の大切さを再確認した話(育休体験談)

育休を使って子育てすると当然ですが24時間子供のために時間を使うことができます。

会社員しつつ帰宅してから子育てに関わるのとでは雲泥の差です。

仕事で疲れて帰宅してできることってたかが知れています。せいぜい就寝前のミルクを与えて横で寝顔を見るくらいが限界。

育休を利用することで「家族のために仕事している」ことを再認識できます。小さな子供を育てているタイミングの残業はオーバーワーク以外の何物でもないですからね。

もちろん目的を持って残業しているなら問題なしですが、無駄話ばかりしながら時間効率の悪い労働になっているなら仕事が残っていても定時で帰りましょう。

死ぬまで今の会社で過ごす覚悟で入社しているなら別に構わないですが、やっぱり大事なのは家族との時間です。

育休取得は国が推奨しています。国の意向に従い家族が幸せに過ごせる時間が増えるなら活用するべきです。

パパさんが育休取得によって会社の人間関係を壊したくないと思う気持は僕も男なので理解できますが、「自分が誰のために今の会社で働いているのか」はママさんが育児をしていることを加味して考えてみるべきです。

泣いても笑っても1日は24時間。そして産後のママさんと赤ちゃんと過ごせる時間はさらに限られています。

新生児を育児できるこの瞬間、あなたの時間を「誰のために使うべきか」はもう明確だと思います。仕事よりも家族が大切じゃないですかね。

子供が大きくなったらママさんと一緒にガッツリ稼げばいいんですよ。

7、育休中に将来の目標を再設定できた話(育休体験談)

僕は1つのことに熱中するのが好きなタイプの人間ですが、熱中する過程で必ず目標を立てることにしています。

子供が生まれる前(結婚する前)は「最高のパチンコ機を自分で作って、自分で作ったパチンコ機を遊び倒す」という目標を立てて仕事に明け暮れる日々を送っていました。

ちなみに今の職業はパチンコ開発メーカーに勤務するパチンコ開発者です。趣味が高じて仕事にしちゃった系な人です。

しかし、子供が生まれてからは「家族が幸せになる生き方ってなんだろう?」と考えるようになり、最終的に育休を取得したことで物理的に仕事から離れることができ、僕と家族全員が目指すべき将来の目標を再設定するべきだと思考を整理することができました。

今は「家族がのびのび生きられる働き方/生活スタイルの構築」を直近の目標にしています。

それで副業サラダ(当サイト)を運営するに至ったわけです。正直このサイトは自分の子供に向けてまとめてます。

だからすべての記事で高品質を追求しています。この育休記事も子供の将来で役に立てば嬉しいなと思ってます。

こんな感じで、育休期間で僕の目標は家族ありきの目標にシフトしていきました。

8、育休中に会社依存することを辞めた話(育休体験談)

自分が会社に依存しているか考えたことなかったんですが、育休をとってみて気付きました。

めちゃくちゃ会社依存してました!笑

すごい商品を作って周りに認められたい欲求がハンパじゃなかったことに育休をとって会社から離れて気付きました。

自分の夢の実現(最高のパチンコ機を作る)ができる会社に勤務できている自覚はあり、それ自体は良いと思うのですが、その見返りの報酬を会社に求めすぎていると気付きました。

自分が「最高だ!」と思えたものを作ったとしても会社がそれを最高だと思うかは別問題なんですよね。

それに「そもそもお金目的で今の会社に入社したわけじゃなかったんだよな…」と入社当時のことを思い出しました。

あと「自分が最高だと思うパチンコ機はもう開発しちゃってるじゃん…」とも思っちゃいました。

俺、それでよくない?

こんな感じで育休取得で思考の棚卸しができたのは意外でした。育休の副産物すごい。

会社にあれもこれも求めすぎてましたね。

「全部ほしいなら自分で企業しろよ」と上司に言われたことが今なら理解できます。

会社依存という言葉の意味は人によって異なると思いますが、僕の場合は「自分が納得したパチンコ機の開発=高収入もらえる」という願望丸出しな感覚が会社依存だったなと。

「育休から復帰してトゲトゲしさが減ったよね」という上司のコメントにハッとしました。

そういう意味でも育休を取得して良かったです。

9、夢を追い仕事してきて良かったと感じた話(会社員としての働き方)

とはいえ、子供が生まれるまでに自分の夢に向かって仕事を選び、働き、努力してきたことはやっぱり良かったなと思います。

毎日呼吸も忘れるぐらいパチンコ開発に明け暮れたことで2回目の青春を経験したように思います。

それに自分の目標が家族中心になったとて、これまでの過程で培ってきた技術は今後も生かせるわけですし無駄が一切ありませんからね。

「とりあえず仕事時間を消化して定時になったら飲みに行こう」みたいな感覚で働いていたら、育児が始まりプライベートが制限されるとストレスMAXになって爆発していたかもしれません。

特に僕はオン/オフを大事にする性格なので、子供が生まれるまでに一旦走り切れたことは良かったなと思います。

走り切ったら気持ち良いんですよねー!
そのために働いてるまであります 笑

過去を振り返った時に納得して次のステージに進めることは今後の将来にも好影響を与えると思ってます。

子供が大きく成っていけばまた新たな目標が芽生えると思いますが、過去と変わらずこれからも目標に向かって走り切ろうと思います!

10、男性育休Q&A集 -職場対策をしよう-

最後に育休取得に関わるQ&Aを紹介します。上から順に読むと「育休打診から職場復帰までの流れ」がスムーズに理解できますよ。

「育休したい」って誰に申し出ればいいの?

会社の人事に申請しましょう。そして直属の上長にも早めに相談をしておくのがおすすめです。僕は出産予定日の3ヶ月前から上長に相談しました。早い段階で相談し、業務のスケジュール調整を検討してもらって会社の負担を軽減するよう行動するのがベターです。急遽育休を取ることになった場合でも最低1ヶ月前に人事に申請し、その後上長に報告しましょう!

どういう話を準備しておけばいい?

「なぜ育休を取得する必要があるのか?」と「いつからいつまで取得したいか?」は必ず質問されるので準備しておきましょう。

育休の取得理由は本音でOKです。僕は「夫婦で子育てしたいから」で押し通しました。「みんなそう思っているよ」と言われても「他の人が取得に踏み切れないのは僕ほど熱意がないから」みたいな感じで話しましたね。

僕は本音で話しましたがそれが不安な人は別の言い方でいいので準備はしておきましょう。

育休期間の要望を通すときは、「会社の業務スケジュールが今こんな状況だからこれだけ取得可能である」とか、「このタイミングで復帰したらうまく業務に参加できる」とか、上司が気にしていることもプラスで話すとベストです。

社内の男性の育休取得者が少ないんだけど?

男性の育休取得者が少ないのはあなたの会社だけじゃないです。僕の会社も圧倒的少数派でした。「周りが取っていないから取れない」という考え方はもう捨てませんか?古いですよ。

自分の子供が大きくなった時を想像してみて下さい。その時代の男性の育休取得率が高いか低いかは今のあなたの行動で決まります。子供の将来ありきで育休を取得するかどうか検討しましょう!

でも社内の評判が怖いんだ…

僕も育休取得の話を相談していろんな人に苦い意見頂きました。少数派の行動をとればそんなものだと思います。ただ育休を取得すると宣言してから「感動した」と言ってくれた人も数人いたことは事実。多数派のネガティブ意見の声は大きくなりがちですが、応援してくれる人は必ずいます。大丈夫、あなたは強い!

言われて辛かったコメントを教えてほしい!

正直な話をすると辛いコメントは50個以上はあったように思います。

「お前の将来は約束できないぞ」とか「お前は会社に貢献する義務がある」とかは今でも記憶に残ってます。まさかこの人からこんなこと言われるのかと衝撃を受けた記憶も忘れられません。まぁ過去に男性育休の許可を下した経験がないからこんなことを発言してしまうんだと思います。

許可を下す人間も不安なんですよ。なので大きな心で受け止めましょう。というかママさんの出産の方が100倍大変なのでこれしきのコメントはサラッと受け流して下さい。

育休を取って今後の会社でのキャリアが不安にならなかった?

ならなかったですね。1つの会社でキャリアを築くにしてもプライベートも尊重してくれる会社でないとそもそもキャリア形成したくないと思っていたので不安は1つもなかったです。会社は大事ですが家族はもっと大事なので家族都合を優先しました。人生経験においては間違いなくプラスですし。

辛いコメントに対する返しのコメントは?

僕はとにかく育休を取る必要があったので話が大きくならないよう相槌を打って対応しました。「なるほど」、「そうですね」、「分かります」、これですね。言い返しても全然OKだったのですが雰囲気悪くなるのも避けたかったので。

ただ離婚歴のある上司が「男性育休の重要性に対する疑念」や「妻の教育方法」など訳の分からない話をしてきた時はパワハラ通り越してモラハラだと感じたのは事実です。

頭イっちゃってるなと思いました。相談でパワハラ/モラハラされそうだなと思ったときはスマホの録音機能を使うのがオススメですね。

辛いコメントに耐えられなくなったら?

人事にパワハラ/モラハラの実態を報告しましょう。人事は全社員の権利を平等に管理する必要があります。フラットに対応してくれるはずです。それでも状況が良くならない時は国の労働局に相談しましょう。

最終的に育休取得を押し切っていいの?

押し切って良しです。育休取得は社員の権利です。会社の上司に相談したら間違いなくプラス意見もマイナス意見も出てきます。それでも最終的にあなたが育休の権利を行使するかしないかで決まります。

本当に育休を取得したいなら、たとえマイナス意見が気になっても権利を利用すべきです。というか、相談の場を設けて話し合ったことに意味があります。その時点であなたはしっかり交渉しているわけですから、無駄にネガティブにならず、生まれてくる子供のことを優先的に考えましょう。

それにママさんは大感謝しているはず。仮に会社で揉めたとしても育休取得に真剣になっているあなたは頼もしい旦那さんに見えているはずです。大丈夫!ポジティブに過ごしましょう!

出産予定日前から休んで出産に立ち会いたい!

出産予定日の1週間前から有給でお休みを取る方法がオススメです。僕は上長と相談してこの方法で妻の出産に立ち会いました。有給日数に余裕がある人はこの休み方が良いですよ。

お得情報ですが、育休中でも次の有給付与日がやってくると有給がストックされます。つまり1年育休を取ると確実に有給がストックされるということです。なので、1年間の育休を取得する場合は出産予定日前に有給を使い切って休んでも職場復帰時に有給が新たにストックされているので全部使い切っても問題なしです!

子供が生まれからパパがすぐやるべきことは何?

子供の出生から2週間以内に役場に「出生届を提出する」必要があります。しかし、「出生届が受け取れるのは基本的にママさんが病院を退院するタイミング」なので、ママさんが退院するまでの数日間はパパさんはフリーダムです!

ひたすら寝て過ごしてもOKですし、ゲーム三昧な数日を過ごしてもOK!ママさんとの報連相だけは欠かさないようにしつつ、最後のシングルライフを楽しみましょう!笑

期限が気になり心配性な人は「ママさんが退院前する前に出生届がもらえないか病院に問い合わせる」ことをおすすめします。ママさん退院前に出生届がもらえるのであれば、パパさんはリラックスするより先に役場に出生届を提出しましょう!

出生届を役場に提出する以外の「出生に関わる申請手続き」は次のQ&Aで解説しています。

出生届を受け取ってからやるべきことは何?

■出生届を受け取って行う作業は以下の通り
┗1、出生2週間以内に役場に出生届を提出する
┗2、役場で児童手当金の申請を行う
┗3、役場で子供の資料費補助の申請を行う
┗4、会社に子供の社会保険加入申請を行う

会社員の人は、1〜3を役所で申請、4を会社に申請します。個人事業主の人の場合は1〜4すべて役場で手続きしましょう。

すべて重要な手続きですが、特に「役場に出生届を提出する」は絶対に出生から2週間以内に完了させて下さい!2週間以内の提出を守らないと子供が将来とんでもない不利益を被ります。

出生届はどこでもらえるか教えて!

子供が生まれた病院でもらえます。ママさんの退院時にもらえることが一般的かと思います。病院によってはイレギュラーパターンもありえるので、パパさんは子供が生まれたらすぐに病院の人に「出生届はいついただけますか?」と問い合わせましょう。

産後のママさんと赤ちゃんは病院で数日間過ごす必要があるので動けるのはパパさんだけです。子供関係の重要な申請はパパさんが積極的に対応するのがベターです。

ママさんの退院時に出生届がもらう場合、退院に数日かかるので実際には出生届を残り1週間以内に役場に提出する必要があります!2週間以内と言いつつも実際には1週間しかありません!認識しておきましょう!

役場の申請書類作成に必要な物って何?

■役場に持参する持ち物は以下の通り
┗1、出生届(病院でもらえる)
┗2、母子手帳
┗3、印鑑
┗4、免許証
┗5、社会保険カード
┗6、銀行口座の通帳

出生届は病院でもらう必要があるので必ず病院で受け取ってから役場に向かいましょう。

僕は出生届を持たずに役場に行ってしまう失敗をしました泣 忘れてしまっても期限内に出生届を提出すればOKですが、提出期限が短い中での2度手間はストレスだったので持参物は早めに準備しておくことをおすすめします。

2週間以内に出生届を出せなかったデメリットは?

2週間以内に出生届を出さなかった場合、あなたの子供が無戸籍になり「存在しない子」として扱われます。

無戸籍の子供は最悪級のデメリットを被ります。例えば義務教育が受けられなくなり小学校、中学校に入れなくなります。また保険証が作れないので医療費は全額負担となります。将来の年金は受け取れません。運転免許を取ることも不可能になります。おまけに銀行口座も作れません。なので貯金はすべて現金保管する必要を強いられます。なので絶対に2週間以内に手続きを完了させて下さい。

育児で特に大変だったことを教えて!

初めての育児で神経を使うのは「授乳、オムツ替え、沐浴(お風呂)」の3つですね。これさえ対応できれば基本問題なしです。

大変なのは「24時間ずっと授乳とオムツ替えを対応してあげないといけない」ことです。授乳は3時間おきに与える必要があるので深夜でもお構いなしに起こされます。子供の為とはいえ深く眠れない日々が続きストレスがたまるのは確実。適度にストレス解消する何かを用意しておきましょう!

実践した育児ストレス解消方法を教えて!

前述したように日用品の購入はAmazonプライムの会員になりネット手配することで子育てに関わる無駄な移動時間を削りましたし、深夜の授乳対策はAmazonプライムビデオで映画を見ながらミルクを与えました。Amazonは利用料金が安いのにサービスが良いのでおすすめです。Amazonがなかったら結構つらかったと思う。おすすめなので利用してみて下さい。

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※深夜も映画を見ながら楽しく育児しよう!

育休中に毎日仕事をしていた日々とのギャップに寂しくなったことはない?

正直さみしくなったことはあります。自分の好きな仕事に就いていたので1年離れることへの寂しさはありました。とはいえ、子育てしたかったので後悔はないです。超理想は僕が2人になれたら良かったのですが、さすがに無理でしたね笑 仕事に明け暮れていたパパさんだと休業ギャップによる感情のコントロールが難しいかもしれませんが、寂しいと感じる気持ちもママさんに伝えてストレス解消すれば良いと思います。自分の心に素直が一番ですよ。

月末に1日だけ育休したら社会保険料が免除になるって聞いたんだけど本当?

良く調べましたね。それは本当です。育休の長期間の取得検討をしている人向けにこの記事を書いていましたが、どうしても育休が取れない人は「1日だけ育休を申請して税金対策する」ことも可能です。

育休取得中だと税金の支払いが免除されるメリットがあるんですが、実は今の法律だと月末の最終日に育休を取っているかどうかで免除するかしないかが決定することになっています。なので例えばボーナス月に育休を1日取得するだけで本来ボーナスにかかるはずだった社会保険料が免除されるんです。「男性育休の抜け道」と呼ばれ、手取りで10万以上増えたりします。

しかし本来の育休制度のあるべき姿からかけ離れた利用方法なため近々ルール改正されます。

いつからどう改正される?

2022年10月1日からボーナスの社会保険料の免除については1ヶ月を超える育休取得を求められることになります。なので、どうしても社会保険料を免除したい人は2022年10月1日までに手続きして下さい。1人ではなかなか実現しずらいと思うので、会社の人事と相談して実行しましょう。社員に1日だけ育休を取ってもらう話であれば、会社的にも長期間休まれず都合がよく、かつ育休を取得させた成績も残せて、かつ国から助成金ももらえるので嬉しいことこの上なしだと思います。積極的に相談しましょう。

会社復帰後は休業前と同じように働けている?

同じ業務で働けています。ただ、他の従業員が自分のことをどう思っているかは分かりませんので、より丁寧に作業することを心掛けています。なので若干居心地は悪いですね笑 そのうち慣れると思うので特に気にしてはいませんが。

最後に育休取得を検討しているパパさんの背中を押してください!

あなたなら子供のために育休を取得できます。男性の育休取得率の低さが気になっても「あなたの心がどうしたいか」を大事にしてください。大丈夫、あなたは強い!僕もできたのであなたもできます!

不安になったらこの記事を読み返して!そしてママさんと意見交換し気持ちを整えて!

素敵な育児ライフを送れるよう祈ってます。

育休中にブログを始めよう!

育休中の子育て状況をブログでまとめませんか?

将来、子供に読んでもらえるブログがあるとより家族仲が深まる気がします。

それにブログは育児の息抜きにピッタリの趣味になりえるのでオススメです。

子供の成長過程を紹介することもできますし、おすすめの育児アイテムを紹介することも可能です。記事で商品を紹介することでアフィリエイト収入を作ることもできますし使い方は無限です。

ビタビタに副業しようという話ではなく、息抜きにどうぞというお話です。興味のある人はどうぞ。

副業サラダではブログ(WordPress)の作り方、書き方、収益化の方法まで紹介しています。

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初めてのブログ生活を送ってもらうために「ブログの作り方の動画解説記事」を作成しました。動画解説を見ながらブログを作ってみて下さい。

しょうだい
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矢野翔大

WordPressブログが得意なWEBマーケター。今日からここを我の本拠地とする!【経歴】イギリス、オーストラリアで海外生活→株式会社ユニバーサルエンターテインメント→Webマーケ会社→東京から福岡に移住、2児のパパ。

-働き方を考える